脱毛の基礎知識

フラッシュ脱毛の特徴と仕組みとは?効果や回数・メリットとデメリットまで

カメラのフラッシュのような波長の長い光をムダ毛に当てることで毛根を破壊することができ、サロンによって脱毛器に差があり、光の波長や照射する時間などが若干異なります。

フラッシュ脱毛の光は毛周期の中の成長期にのみ効果があり、成長期のムダ毛に照射すると毛包に熱を与え、この熱が発生することによって毛包がタンパク変性を起こし死滅させます。

成分が死滅したことによりムダ毛自体が老廃物となり、数週間で徐々に抜けはじめ、1~2ヶ月後には光を受けたほとんどの毛がなくなりツルツルの肌を手に入れることができるのです。

また、フラッシュ脱毛は一度に広範囲の照射が可能なので、狭いポイントに高い熱が加わることが少なく、レーザー脱毛よりも施術中の痛みが弱いというメリットがあります。

近年では、ハイパースキン脱毛やS.S.C.方式と呼ばれる光脱毛も登場し、これらは従来のIPL方式による脱毛よりもお肌への刺激が少ないというメリットを持っています。

IPL方式による脱毛はレーザー脱毛よりも刺激が弱いという特徴を持っていますが、それでもお肌への刺激を強く感じるという方はハイパースキン脱毛やS.S.C.方式の光脱毛がおすすめです。

それぞれに特徴がありますが、まずはフラッシュ脱毛のメリットとデメリットを詳しくお話ししていきます。

フラッシュ脱毛のメリット

フラッシュ脱毛はもともとフォトフェイシャルに使われてきた施術法で、顔の毛穴を引き締めて肌を明るくする目的として行われてきましたが、照射を繰り返すことで毛が細く薄くなったことから、脱毛サロンでも本格的に採用されるようになりました。

なので、フラッシュによって施術されたお肌はフォトフェイシャルを受けた時と同じような明るくハリのある肌に仕上がります。

また、他の脱毛法と違いほとんど痛みがないので、脱毛初心者でも気軽に施術を受けることができます。
照射面積が広く広範囲に渡って照射することができるので、背中などの広範囲な部分も短時間で施術が完了します。

フラッシュ脱毛のデメリット

資格がなくても施術ができるため出力が弱く細い毛や産毛などには反応しにくいなど、他の施術方法に比べると脱毛効果が劣るとことが最大のデメリットです。

また、出力が弱いので効果を感じられるまでに時間がかかってしまうので、脱毛サロンでは6~8回コースが多く設定がされていますが、通常の毛量の方の場合は10~12回以上、2か月ペースで12回行っても約2年はかかってしまいます。

フラッシュ脱毛Q&A

大切なお肌にある程度のお金をかけて脱毛するのですから、分からないことをそのままにしておくのはよくありませんね。

フラッシュ脱毛について疑問に感じることや不安に感じることをピックアップし分かりやすく解説をしていきます。

Q1.フラッシュ脱毛の種類は?

  1. IPL脱毛
  2. S.S.C.方式
  3. ハイパースキン脱毛

Q2.フラッシュ脱毛が効かない人もいる?
効果を全く得られない人はいませんが、多くの回数施術を行ってもなかなか効果を感じられない人がいるのは事実です。
その理由は3つ考えられます。

  1. 出力が弱い
    フラッシュの出力が弱いと毛根に十分なダメージを与えることができず、照射をしても効かない場合があります。
    また、いったん脱毛できても毛根細胞がしっかりと破壊できず、再び生えてしまうというトラブルもまれに起こります。
  2. 照射の仕方が悪い
    スタッフの技術力は脱毛効果にかなり影響があります。
    フラッシュ脱毛は機材をお肌にしっかりと当てて照射しなければならないのですが、スタッフの技術力が低く当て方が悪い場合、しっかり照射できていないため十分な脱毛効果を得ることができません。
  3. 成長期の毛ではなかった
    ムダ毛に光を照射すればどの毛にも効果があるという訳ではありません。
    毛には成長期→退行期→休止期という毛周期がありますが、脱毛するには成長期の毛に働き掛ける必要があり、他の退行期や休止期の毛に照射をしても脱毛効果はないのです。
    もし毛が残ってしまった場合は、成長期の毛ではなかった可能性も考えられます。

通常は脱毛施術後は14日前後で毛は抜け落ち始めますが、光の出力が弱かったり、成長期の毛ではない場合、照射漏れがあった時は毛が抜け落ちない時もあるので、そのような時はスタッフに相談してみるなどして効果がなかった原因を調べた方が今後スムーズに脱毛していけるでしょう。

Q3.薄い毛でもフラッシュ脱毛はできる?
脱毛サロンで行われているフラッシュは黒い毛や茶色い毛に反応し、色が黒いほど脱毛力が強いく毛が太いほどエネルギーが多く発生され脱毛が促されます。

そのため、メラニン色素の量が少ない毛の薄い人や細い人は、脱毛の効果が表れにくく、顔の産毛や胸やお腹、背中の産毛、うなじなどは脱毛効果が分かりにくい傾向があります。

ただ、これは初回や2回目の話で、目には見えませんがフラッシュの照射効果は確実なので、何度も繰り返し行うことで、徐々に脱毛効果を感じていくことができるのです。
顔であれば、だいたい5回くらいで脱毛効果を感じられるようになり、しっかりと脱毛できたと感じるには顔で10回くらい、胸や背中でも8回くらいはかかります。

薄い毛で今は脱毛効果が表れていないと思われている方も、諦めないで根気強く続けていってみてください。
回数と時間はかかりますが、かなりムダ毛がなくなってツルツルのお肌へと変わりますよ。

Q4.レーザー脱毛とはどう違うの?
フラッシュ脱毛とレーザー脱毛は、それぞれに照射する光とレーザーの波長が異なります。
フラッシュ脱毛は異なった波長を持つ複数の光を照射するため、広範囲への照射が可能で照射した光が分散するため、施術中の痛みが比較的弱いといわれています。

一方、レーザー脱毛では単一の波長を持つレーザーをピンポイントで毛母細胞部分に照射するため、一部分に加わる熱量が多く施術中の痛みが強いといわれています。
ただし、狭い範囲に対してレーザーを反応させる方法なので、フラッシュ脱毛よりも高い脱毛効果を期待できるというメリットを持っています。

フラッシュ脱毛、レーザー脱毛ともに、毛のメラニン色素に光やレーザーを反応させる方法のため、従来の脱毛機では日焼け肌の場合では施術を受けることができないという共通のデメリットがありましたが、近年では日焼け肌にも対応することができるフラッシュ脱毛機やレーザー脱毛機も登場してきていますので、日焼け肌=脱毛できないという概念は時代とともに消えつつあります。

Q5.家庭用フラッシュ脱毛器も効果があるの?
家庭用フラッシュ脱毛器は、セルフでムダ毛処理を行うことができる大変便利なアイテムです。
脱毛サロンのフラッシュ脱毛器よりも照射レベルのパワーは弱いと考えられていますが、どれほどパワーが弱くてもフラッシュ脱毛器であることに変わりはありません。

万が一、光が直接目に触れてしまったときには、視力の低下などの事故が起こる可能性はありますので、家庭用フラッシュ脱毛器を使用する際は脱毛サロンと同様にサングラスやゴーグルで目を守り、安全に処理を行うことを心がけましょう。

また、アフターケアをしっかり行いましょう。
カミソリや毛抜きに比べればお肌へのダメージは少なくて済みますが、フラッシュ照射後は肌が乾燥している状態なので、そのままにしておくと乾燥だけでなく開いた毛穴が炎症し肌トラブルを起こすことが考えられます。

施術後は保湿クリームを塗るなどしてお肌にうるおいを与えましょう。