医療脱毛では初めに必ずカウンセリングをしてもらいますが、クリニック側が施術者のことを知ると同時に私たちがクリニックを知ることもできる大切な機会です。
そのカウンセリングの時間を無駄にしないように、どのような流れで行われるのか、何を準備しておけばよいのか、このページでしっかりとチェックしていってください。
Contents
医療脱毛のカウンセリングの流れや所要時間。勧誘はあるの?
カウンセリングのおおまかな流れ
- 予約した日時にクリニックに来店
- 受付を済ませて問診票を記入
- カウンセリング開始
- 契約するようなら契約書の記入
問診が始まったら、まずは医療脱毛の仕組みや、メリットデメリットの説明がおこなわれます。過去に医療脱毛に通ったことのある人は、一部の説明は割愛してカウンセリングの時間を短縮してくれるクリニックもあるようです。
その後、医療脱毛ができるクリニックの料金やプランの説明をおこなってから、お互い質疑応答をしてカウンセリングは終了となり、この日に契約するのかどうかを決めるようになります。
カウンセリングではどんなことを質問されるの?
医療脱毛クリニック側からの質問は特に難しい内容ではなく、個人情報をはじめ、肌状況や普段の生活状況ををありのまま答えれば大丈夫です。
ここで変な嘘をついても何も良いことはないので素直に答えるようにしましょう。大まかな質問内容は、以下の通りです。
- 脱毛したい部位の希望
- 現在の自己処理の状況
- 今まで脱毛クリニックやサロンで施術を受けてことがあるか
- 持病やアレルギーの有無
- 服用している薬の有無
- 妊娠の可能性
カウンセリングにかかる時間
カウンセリングには、1時間ほどかかります。質問をしたり、細かく説明してもらう場合にはもっと時間がかかることもありますから、カウンセリングのみでは、1時間〜1時間半ほどを目安に考えておくと安心です。
カウンセリングにテスト照射もプラスして行う場合1時間半〜2時間ほどかかると想定しておくと良いでしょう。
カウンセリング時に勧誘はある?
「カウンセリングで強引な勧誘を受けたらどうしよう」と心配になる方もいるかもしれませんが、SNSなどで口コミがすぐに広がってしまう現代では、強引な勧誘はありません。
また「脱毛=勧誘される」という悪いイメージがついてしまったことから、「勧誘はしません」とうたっているお店もあるほどです。
魅力を感じられずに契約する気持ちがないなら、お断りしても問題ありませんので、勧誘について心配せず、気軽にカウンセリングに行って問題ないでしょう。
ただしカウンセリングでヒアリングした内容を受けて、あなたの希望に合わせた適切なプランをおすすめされる場合はあります。
医療脱毛のカウンセリング当日の持ち物は?
下記の持ち物が必要となるのでチェックしておきましょう。
持ち物一覧
- 身分証明書
- 印鑑 ※朱肉をつけておすハンコ
- (現金)
- (通帳 or キャッシュカード)
- (親権者同意書)
- (学生証)
- (他院、他サロンの会員カード or 契約書)
※()は人によって不要。詳しくは👇から
身分証明書
脱毛プランを契約する場合は、本人確認をするために必ず身分証明書が必要になるので、下記のいずれかを持っていきましょう。
- 免許証
- 健康保険証
- パスポート
- 住基カード
印鑑
その場で契約書を取り交わす場合は、捺印が必要となるので必ず印鑑を持参しておきましょう。
現金
一括払いで支払う場合は、その場で現金を支払うことができますが、全身脱毛などは高額な料金になるので、持ち歩くのは少し怖いかもしれませんね。
クレジットカードでも一括払いできるので、クリニックによっては頭金だけ支払えば、振り込みが可能なところもあるので予約時に確認をしておくと安心です。
キャッシュカード(通帳)・銀行の認印
医療ローンなどを組んで分割払いにする場合は銀行口座からの引き落としとなります。引き落とし口座の指定が必要となるので、口座が確認できる通帳やキャッシュカードと銀行印を持って行くようにしましょう。
親権者同意書
未成年の方が脱毛プランを契約する場合は、親の同意書が必要となります。
クリニックのホームページからダウンロードできる場合がほとんどですので、親御さんに記入してもらい持って行くようにしましょう。
学生証
学割プランを使用しようと思っている学生の方は、学生証を忘れずに持って行きましょう。
学生証がなければ学割が適用されない場合もあります。
他のクリニックやサロンの会員カード、契約書
もしも、ほかのクリニックや脱毛サロンに通っていたのであれば、会員カードや契約書を持っていきましょう。
クリニックによっては、他の脱毛クリニックやサロンからの乗り換えで割引が適用される「乗り換え割」がある場合もあります。
カウンセリング当日の施術はできる?自己処理はどうする?
カウンセリングのためにクリニックに出向くのなら、終了後にそのまま初回の施術がしたいと思う人も多いでしょう。
遠いところにあるクリニックなら、なおさらのことですが、カウンセリング当日に施術をしてくれるクリニックは限られているのです。
カウンセリング時に施術が可能なクリニック
リゼクリニック
アリシアクリニック
クレアクリニック
湘南美容クリニック
ただ、実際には、当日枠が埋まっていることがほとんどで、希望したとしても断られてしまうことが多いみたいね。
「空いていればラッキー」くらいに思っておくのが良いわよ!
テスト照射ができるクリニックもある
「テスト照射」とは、契約前に脱毛をしても問題ないかを確かめるパッチテストのことです。医療脱毛の痛みが心配な人や、脱毛効果が気になる人にもおすすめです。
事前予約が必要なクリニックもありますから、カウンセリングの予約時にテスト照射を希望している旨を伝えておきましょう。また希望の脱毛機があれば、合わせて伝えておくと当日スムーズです。
テスト照射はすべてのクリニックで無料で行われているものではなく、有料のクリニックもありますから、確認してから予約をおすすめします。
自己処理はどうしたらいい?
カウンセリングに続いて施術を受ける場合、脱毛に際して事前の毛の処理を済ませていることが施術の条件となります。ちなみに、事前処理というのは、あらかじめ施術する部位のムダ毛を自己処理しておくことです。
クリニックによってはシェービング代が無料のところもありますが、これはあくまでも剃り残しへの対応ですので、全く何も処理していない自然のままの状態では脱毛してもらうことができません。
肌に負担がかからないようにシェーバーを使ってムダ毛を処理して、前日までに行うようにしましょう。このとき、毛抜きやカミソリを使わないようにするのがポイントです。
毛抜きを使うと毛根ごと毛を引き抜いてしまうので、毛根にダメージを与えることで脱毛する医療脱毛の効果が得られなくなります。またカミソリは、肌が傷つきやすく肌トラブルの原因なる場合があるので避けましょう。
あまりにも肌荒れしている場合には、施術が断られてしまうこともあります。
カウンセリングだけを受ける場合には、ムダ毛の状態を見てもらうためにも自己処理しないで来院するのがおすすめです。
当日の服装
カウンセリング当日に施術を受ける場合には、基本的にはどんな服装でも問題ありませんが、施術する部位に合わせて服装を選ぶとよいでしょう。
たとえば施術するのが「指先」や「手の甲」の場合には、腕まくりがしやすい服装を選びます。
また脇など服を脱いでからでないと脱毛できない部位に関しては、脱ぎ着しやすい上下分かれている服がおすすめです。
着替えが用意されていることもありますが、部位によっては下着1枚になることもありますから、見られても恥ずかしくない下着でいくのがよいでしょう。
医療脱毛のカウンセリングでこれだけは確認しておこう
聞かれることだけに答えるのではなく、分からないことはこちらからもどんどん質問しましょう。
以下は確認しておかないとトラブルの原因となることもあるので、説明がない場合は必ず確認しておきます。
確認事項
- プランの種類や照射範囲
- 契約するプランの総額
- 通う回数や頻度
- キャンセルや遅刻へのペナルティー
- 有効期限
- 休会や途中解約の対処法
- 保証制度の有無
医療脱毛は初回カウンセリングを有効活用しよう!
カウンセリングはそのクリニックを知ることができる、絶好のチャンスです。1時間以上かけてじっくり話をするので、人によっては面倒と感じてしまうかもしれませんが、脱毛はリスクもありますし、高額な金額を払い契約をするものです。
そのため、気になることがあればどんどん質問し、妥協することがないよう、しっかりとカウンセリングを受けましょう。